

はじめに
Canva AIは、オンラインデザインツール「Canva」に搭載されたAI画像生成サービスで、簡単に画像や動画を作成できます。本記事では、Canva AIの特徴、使用方法、注意点について詳しく解説します。

Canva AIの概要
Canva AIは、Canvaに登録さえすれば無料で利用可能な画像生成AI機能「Magic Media」を搭載しています。プロンプト(キーワード)を入力することで、ユーザーは自由なイメージに基づいた画像や動画を生成できます。さらに、日本語プロンプトにも対応しており、日本語を用いても問題なく画像生成が可能です。
Canva AIの使い方
Canva AIの使用方法は以下の通りです。
1.Canvaにログイン
公式ページにアクセスし、「AI画像を生成」をクリック。GoogleアカウントやFacebookアカウントでログインするか、新規会員登録を行います。
2.「Magic Media」を選択
Canvaの左メニューの「アプリ」から「Magic Media」を選択します。プロンプト入力欄が表示されるので、生成したいイメージをキーワードとして入力します。
3.画像の生成
「木製のテーブルに並べられたデザート」のようなプロンプトを入力し、生成ボタンを押すと、関連する画像が4枚生成されます。スタイル設定も可能で、「3D」などの選択によりさらにユニークな画像が生成されます。
4.動画の生成(ベータ版)
Magic Media内の「動画タブ」を使用し、プロンプトを入力することで簡単な動画も生成可能です。
Canva AI利用時の注意点
- 生成された画像は自動保存されない:生成した画像は、クリックしてデザインプレートに保存するまで保持されません。生成後、気に入った画像は保存してから画面を閉じましょう。
- クレジット制限:Canva AIの無料プランでは、画像生成は月50回、動画生成は月5回の制限があります。制限以上の利用には有料プラン「Canva Pro」(年額12,000円)へのアップグレードが必要です。
- 著作権侵害に注意:Canva AIで生成した画像が、著名なキャラクターやブランドなどに関連する場合、著作権侵害の可能性があるため注意が必要です。また、AI生成コンテンツを商用利用する際には、AI生成であることの明記が必要です。
商用利用と将来性
Canva AIで作成した画像や動画は、合法的な範囲であれば商用利用も可能です。AI技術はさらに進化すると予測され、早期に基本的な活用方法を習得することが企業の競争力向上に役立ちます。